脳を圧迫してしまう病気です。先天性の場合がほとんどですが、事故などの衝撃によって受けた怪我が元で発症するケースもあります。
チワワは頭がとても小さく衝撃などに弱いので注意が必要です。
すぐに生命の危険に陥る病気ではありませんが、薬物療法、手術などを行っても、完治は期待できないといわれています。
軽度の場合には特に症状はありませんが、重度になると痙攣や発作を起こしたり足がふらつく、不快感から頭を壁などに押し付けるという症状が起こります。
頭に衝撃を加えないように。飼い主さんが注意する事です。
<原因>
■先天性水頭症の原因
1)遺伝性および家族性
2)脳の奇形
3)ビタミンA欠乏、ビタミンB12欠乏
■後天性水頭症の原因
1)頭蓋の外傷
2)脳炎及び髄膜炎
3)動脈瘤
4)寄生虫
5)腫瘍
<症状>
先天性水頭症の主な症状としては、嗜眠・活動性の低下・発作・痴呆・行動異常などの意識障害・不全麻痺・斜視・眼球振とう・筋硬直などの運動障害・視力障害・姿勢反応異常などの知覚障害などが認められます。
出生直後あるいはしばらくして、泉門の拡大や骨縫合線の離開を伴った頭蓋の拡張は指摘できますが、神経症状は一般的に最初から伴わず、後になって発現します。
<治療>
水頭症の完治率は5%といわれています。
内科的治療(ビタミンや副腎皮質ホルモンなどの投与)と外科的治療(過剰髄液の排除)があります。
※チワワと水頭症
チワワでは水頭症がよくみられます。元々チワワは大多数の子で頭蓋に泉門が開存していますが、他犬種ではこの泉門が開いていると水頭症の可能性が高いといわれています。
先天性水頭症は遺伝性といわれていますので、子犬を選ぶときには注意が必要です。また同じ親犬から生まれた兄弟に水頭症の子がいる場合は要注意です。
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